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花と緑の7つの効用

花や緑には人を癒し、心を安らげる効果があるのは皆さんご存知ですね。

でも、具体的にはどんな効果があるの?といわれると、思い浮かばないかもしれません。

今回は7回シリーズで、花と緑の持つ効用をご紹介します。


まずは、イライラの解消に役立つということをご紹介します。

最初は嫌々始めた草取り。でも終わってみるとなぜかスッキリした、なんてことありませんか?

無心になれることもそうですが、土に触ることである現象を起こすのです。

それは「放電」。

イライラやストレスは、人間の体に静電気がたまっている証拠。

それを、自分の腕を通して土に電気を放出しているのだそうです。

たとえるなら、冷蔵庫などの大型家電にはアースがついていて、そのアースを通してたまった静電気を放出しています。

それと同じことなのです。そう、自分の腕がアースになっているのです。

アースとは電気用語で、導体を大地とつなぐこと、大地と繋がっている装置を意味するのだそうです。

別の意味では地球や地という意味もあります。

まさに大地と繋がって、イライラやストレスといった静電気を放電してくれているのですね。


また、短時間でも植物の世話をすることによって、マイナスの感情が減りポジティブ思考に変化するという調査結果もあります。植物を育てると、心理的にプラスの効果があるのです。

心だけでなく、体にもメリットがあることがわかっているそうで、高齢者を対象にガーデニングの効果を調査したところ、園芸作業前と後では、血圧は降下傾向、体重や体脂肪は減少するという効果がみられたそうです。

激しい動きでなくても体を動かすことや、植物に触れ心が落ち着くことでこのような結果になったのでしょう。

ご高齢者の方の健康促進効果としても、ガーデニングは一翼を担っているのです。

コミュニティーの活性にも、花とみどりは大切な役割を持っています。

花と緑の多い学校とそうでない学校は、子供の健康や学力、精神状態にも大きな差が出るそうです。

また、花と緑の多い地域とそうでない地域は、青少年の育成だけでなく、犯罪やトラブルの件数にも大きな差が出るのだそうです。

このように考えると、花とみどりは人の心に強く作用していることがわかりますね。

ご自分のお庭の花やみどりが、まちの活性につながって、まち全体を良くしていく。

なんて素敵なことなんでしょう!

育てる人にも見る人にも、癒しと安らぎと健康を与える花とみどり。

これまで花とみどりに興味がなかった方でも、まずはひと苗、一輪から始めてみませんか?

 

 

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